2012年8月28日、NTTドコモは都内で記者説明会を開き、スマートフォン3機種とタブレット2機種の全5機種の新モデルを9月以降、順次発売することを発表した。

いずれも受信時最大75Mbpsの高速データ通信サービス「Xi（クロッシィ）」とBluetoothに対応しており、OSはAndroid 4.0を搭載する。

全機種Xiとドコモの主要サービスに対応する

ラインナップは次の通り。

■AQUOS PHONE si SH-01E　（シャープ製：10月発売予定）
4.1インチ液晶搭載の小型モデル。「NOTTV」やおサイフケータイ、赤外線通信等に対応する。1210万画素の裏面照射型CMOSセンサーカメラを搭載。
また、ファッションブランド「Vivienne Westwood」とのコラボモデル「SH-01E Vivienne Westwood」も限定3万台でラインナップ。11～12月の販売を予定している。

■Ascend HW-01E　（ファーウェイ製：10～11月発売予定）
電源オフからの起動時間が世界最速の5秒という特徴を持つ。おサイフケータイやワンセグなどのほか、日本語入力インターフェイス「FSKAREN（エフエスカレン）」を搭載。また、多彩な撮影モードを備える1310万画素の裏面照射型CMOSセンサーカメラが搭載され、短い起動速度とシャッタータイムラグを実現している。

■Optimus G L-01E　（LGエレクトロニクス製：10～11月発売予定）
クアッドコアCPU「Snapdragon S4 Pro（APQ8064）」と2GBRAMメモリを搭載。4.7インチのIPS液晶はHD（1280×720ピクセル）表示に対応する。動画を再生しながらズームイン/アウトができる「ライブズーム」機能を備える。「NOTTV」やおサイフケータイ、赤外線通信等にも対応しており、2012年秋モデルではフラッグシップモデルに位置付けられている。

■MEDIAS TAB UL N-08D　（NECカシオ製：9～10月発売予定）
7インチのディスプレイはゴリラガラスとカーボンファイバーボディにより、タブレット最軽量となる重量約249グラムを実現。厚さも7.9ミリに抑えている。タッチパネルには触れるたびに触感を与える「HDハプティクス」技術を搭載している。また、写真や動画を容易にシェアできるアプリがプリインストールされている。

■GALAXY Tab 7.7 Plus SC-01E　（サムスン製：10～11月発売予定）
世界最大の7.7インチ高精細有機ELディスプレイを搭載し、厚さはGALAXYシリーズで最も薄い7.9ミリ。5100mAhの大容量バッテリーを備えており、GALAXYで初めての対応となった「NOTTV」の視聴に適する。

ドコモでは初となる中国ファーウェイ製のスマートフォンなど、海外メーカー製品が新モデル5機種のうち3機種を占めた。

新モデル発売時期一覧