岩通販売は2012年7月19日、サービス付き高齢者向け住宅をメインターゲットとした緊急通報システム「岩通セーフティケアシステム」を発表した。7月20日から出荷を開始する。
これは、電話システムと緊急通報システムを一体化したもの。サービス付き高齢者向け住宅では、各戸への緊急通報装置の設置が義務付けられているが、このため二重投資を回避できるという。また、スタッフ用PHSとの連動により、入居者への迅速な対応が可能とのこと。さらに、同社製の緊急通報装置のほか、他社製の端末もニーズに応じて収容できる点も特徴だという。
価格は、30居室システムで250万円(税別)~。岩通販売では年間500システムを販売する見通しで、業界トップシェアを目指すという。
「岩通セーフティケアシステム」のシステム構成例 |