日本自動車道とNTT Com、スカイテラス伊吹山でStarlinkを活用したWi-Fi環境を整備

日本自動車道とNTTコミュニケーションズ(NTT Com)は2024年8月8日、伊吹山ドライブウェイの山頂駐車場施設に、高速・低遅延な衛星ブロードバンドサービス「Starlink Business」を使ったWi-Fi環境を整備したと発表した。

伊吹山ドライブウェイは、日本百名山のひとつである伊吹山のふもとから山頂駐車場を結ぶ自動車専用道路で、琵琶湖や濃尾平野を望む絶景を堪能しながらドライブを楽しむことができる。伊吹山ドライブウェイの山頂駐車場施設「スカイテラス伊吹山」は、ハイキングやドライブ、星空観望会などを楽しむことができ、年間20万人以上の観光客が訪れる観光スポットとなっている。

スカイテラス伊吹山

スカイテラス伊吹山

これまでスカイテラス伊吹山では、観光客が写真を撮って送ったり、SNSへ投稿したりとインターネットの利用ニーズが多くあるにもかかわらず、モバイル回線の電波が届きにくいことに加え、光回線の敷設も困難なため、インターネット環境を提供することができなかったという。

そこで、Starlink Businessを使ったインターネット回線をマルチホップWi-Fi「PicoCELA」でWi-Fiエリア化することで、モバイル回線が利用しづらいスカイテラス伊吹山の店内や山頂駐車場の一部でインターネット環境を整備した。

Wi-Fi接続エリア

Wi-Fi接続エリア

今後は駐車場全域へのW-Fiエリア拡大や、施設内の電子決済での利用を目指すことで、インバウンドをはじめとした観光客に快適に過ごしていただけるような施設運営を目指すとしている。

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