NTTは2012年6月6日、OpenFlowコントローラとクラウドコントローラを連携させることで、仮想ネットワークや仮想デスクトップ(DaaS)の柔軟な提供を可能にする技術を開発したと発表した。9月30日までフィールド実証実験を行い、商用化に向けた有用性を確認するという。
従来、DaaS等を提供する際には物理的なネットワークや機器の構成変更等に多くの時間を要していたが、本技術はこうした課題を解決するもの。クラウドコントローラからOpenFlowを採用した仮想ネットワークコントローラを制御することで、物理ネットワーク上に仮想ネットワークを作成。仮想サーバーから仮想ネットワークまで、クラウド上でICT環境を提供するのに必要な一連の動作を自動化できるという。
NTTが今回開発した技術の概要 |