ウィビコムは2024年7月25日、Compal社製のローカル5G対応基地局(スモールセル)「Cedar」とオープンソースの5Gコアネットワークを組み合わせ最小構成250万円から提供開始すると発表した。
ウィビコムが提供可能な機器構成例
Cedarは準同期対応のオールインワンタイプ。5G通信に必要なアンテナ、無線ユニット、ベースバンドユニットなどすべての機能を一体型のケースに搭載し、分離型基地局に比べて設置や運用が容易だ。
ローカル5G対応基地局「Cedar」
同ソリューションは、ローカル5Gの実証実験の実施、小規模での展開を検討している企業にとって費用対効果の高いソリューションとなっており、要望に応じてCedarと接続する5Gコアネットワーク、サーバー、端末も別途提案可能。また、実証実験後の商用利用を見据えた大規模・小規模なローカル5G構築の提案も行える。さらに、ウィビコムはローカル5Gの免許取得サポートも行っており、導入に対するハードルを大幅に低減することができるとしている。