SPECIAL TOPICZoomが切り開く未来の働き方 船井総研グループのハイブリッドワーク革命

1週間の会議数は約4000件。Zoomは完全に業務に浸透している──。中堅・中小企業向け経営コンサルティングで日本最大級の船井総合研究所を中核とする船井総研グループは、Zoomを成長の推進力としている。2024年に開設した新オフィスでの働き方は、まさに“powered by Zoom”。ハイブリッドワークを支えるインフラとなっている。

Zoomによって働き方、そしてビジネスモデルまで変化した──。

ここ5年の歩みについて、船井総研ホールディングス(HD)でグループIT推進部シニアマネージャーを務める川村真弘氏は次のように語る。

「Zoomが入る前はコンサルタントが全国津々浦々に出張して、月に1回、先方の社長さんと膝を突き合わせてご支援するのがスタイルだった。それが2018年以降、コロナもあって変わってきた。Zoomを使うことで、1回のミーティングを短時間にして、隔週で行うなどのスタイルも可能になってきている」

社内の会議・打合せはもちろんのこと、コア業務であるコンサルティングにもZoomが浸透。“リモートコンサル”とも言うべき新しいコンサルティングスタイルまで生み出しているのが、船井総研グループにおけるZoom活用の特徴だ。企業ごとの個別支援に加えて、会員数約7000、業種/テーマごとに約200種も開催している経営者コミュニティ「経営研究会」も、Zoomを使ったハイブリッド開催が可能になっている。

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