日商エレ、米Celonaのローカル5Gプラットフォームを提供開始

日商エレクトロニクスは2024年6月12日、 米Celona, Inc.と国内初となる販売代理店契約を締結し、国内企業向けに同社のローカル5Gプラットフォームの提供を開始すると発表した。

サムネ

従来のローカル5G製品でユーザー企業のニーズに対応するには、基地局や5Gコアの複雑なアーキテクチャーの設計・構築が必要となるだけでなく、システム導入後の運用にも高度な専門性が求められる。結果として、外部ベンダーへ運用をアウトソースするケースも出てくる。

Celonaのローカル5Gプラットフォームは、5Gコア・SIM・アクセスポイント・管理プラットフォームという基本コンポーネントをシングルベンダーで提供、馴染み深いWi-Fiのようなシンプルな構成でローカル5Gを構築でき、企業LANとの統合が可能だという。

また、「MicroSlicing」と呼ばれる同社の特許技術により、アプリケーションごとに帯域制御を行うことで、サービスレベルを向上させることが可能。さらに、管理プラットフォーム「Celona Orchestrator」は高度な専門性を必要とせずに設定を行うことができ、商用導入の障壁となっていた運用負荷を飛躍的に改善できるという。

 

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