エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム(NTTBP)は2024年6月3日、訪日外国人などのフリーWi-Fi利用データを可視化・分析するサービス「Japan Wi-Fi Funalytics(ファナリティクス)」の提供を同日から開始すると発表した。
同社が主に訪日外国人向けに提供するスマートフォン向けフリーWi-Fi接続アプリ「Japan Wi-Fi auto-connect」(以下、JWauto)のデータを活用する。JWautoは2019年12月に提供開始。2024年3月には総ダウンロード数が170万を超え、ポストコロナと円安効果により訪日外国人旅行者が急増するなか、多くのユーザーに利用されているという(参考記事:進化するフリーWi-Fi “使えて当然”を超えるインフラへ|BUSINESS NETWORK)。
「Japan Wi-Fi Funalytics」のサービスイメージ
同サービスでは、JWautoやビーコンの位置情報データやアクセスログを基に、カスタマイズした分析レポート等を提供する。自治体、民間企業、コンサルティング事業者などの、幅広い事業者・企業での活用を想定している。
また、集客施策や、訪日外国人旅行者のユーザー属性に合わせたプッシュ通知やJWautoアプリ内広告による情報発信、さらには効果測定も含めた複合提案も可能としている。
提供料金は要相談。データの提供方法や連携方法等も要望に応じて提案する。