フォーティネットが「生成AI型」IoTセキュリティアシスタントを発表

フォーティネットは2024年5月20日、同社の生成AIポートフォリオを拡充し、ネットワーク/セキュリティオペレーションを強化する、業界初の生成AI型IoTセキュリティアシスタントなどの新機能を追加したと発表した。

同社は2023年に、生成AIベースのアシスタントであるFortiAIを発表。FortiAIは、セキュリティオペレーション(SecOps)やネットワークオペレーション(NetOps)部門を支援し、適切な助言を提供することで、ネットワーク構成の変更や管理を容易にし、脅威の探知と修復に要する時間を大幅に短縮する。

今回は、次の新技術・機能が追加された。

■NetOpsを支援する生成AIの新機能

FortiManagerに新たにFortiAIが統合され、CLIとJinjaのスクリプト作成に生成AIを利用できるようになった。

これにより、従来負担の大きかったDay 0とDay 1のネットワーク構成やプロビジョニングが大きく変わる。プログラミング知識のレベルに関係なく、会話型コマンドでスクリプトを生成できるほか、コードを精査してエラーを指摘し、必要な修正を提案する検証機能も組み込まれているため、コード開発が効率化し、構成スクリプトの信頼性が向上する。

また、業界初の生成AI型IoTセキュリティアシスタントとFortiAIを搭載する会話型AIインタフェースも追加される。IoTの脆弱性の検知とトラブルシューティングが容易になり、ネットワークセキュリティ部門は、自然言語により脆弱性のハイレベルのビューを取得し、関連するユーザーや深刻度などの詳細情報にドリルダウンして、影響を分析したり、FortiAIから実用的なアドバイスを受け、プロアクティブに問題を特定し、迅速に解決できるようになるという。

■SecOpsを支援する生成AIの新機能

FortiAIの統合により、FortiAnalyzerでディクテーション機能を利用できるようになった。脅威ハンティングやイベント分析が容易になり、データの問い合わせ、脅威の特定、レポートの生成などをコマンドで実行できる。

分析担当者は、膨大なデータセットから潜在的な脅威を迅速に特定して対処できるため、あらゆるレベルの専門知識のプロフェッショナルがこれらの処理を迅速かつ容易に進めることができるという。これにより、レビューとレスポンスのサイクルが加速し、広範囲にわたる技術トレーニングの必要性が軽減。セキュリティ部門による脅威検知、分析、減災のタスクが効率化され、セキュリティイベントをプロアクティブに管理できる。

例えば、FortiAIに「最新のセキュリティイベントを分析して詳しいレポートを作成し、それぞれの潜在的影響を評価して改善策を提案せよ」などと指示できる。

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