米SkydioとKDDIは2024年5月13日、資本業務提携を同月7日に締結したと発表した。
今回の提携では、KDDIの5Gをはじめとする最新の通信技術や、KDDIスマートドローンのドローン運航管理技術、Skydioの自律飛行性能を有するドローンを組み合わせる。これにより、点検・監視業務の効率化や、災害時における迅速な情報取集などが可能となる。
最新型の「Skydio X10」は、可視光と赤外線を用いたナイトセンスを搭載する
これらを様々な自治体や企業へ提案することで、労働力不足やインフラの老朽化、激甚化する災害などの社会課題に対して、ドローンの活用による解決に取り組んでいく。
また、KDDIはアジア太平洋地域(APAC)の11カ国でのSkydio製品の独占販売権を取得する。KDDIはSkydioのプライマリーパートナーとして、KDDIグループが持つグローバルな販売チャネルを活用し、ドローン事業のグローバル展開にSkydioと共同で取り組むとしている。