オプテージは、5G通信を中心としたビル・商業施設向け屋内インフラシェアリングサービス(シェアリングDAS)を2024年4月25日より提供開始すると発表した。
シェアリングDASの提供イメージと導入メリット
同社は従来から携帯電話事業者各社に対して、鉄塔や電柱等の屋外基地局サイトや通信設備までの伝送路(光ファイバーネットワーク・通信局舎)を提供してきた。
今回開始する「シェアリングDAS」は、各社の電波を1つのアンテナで送受信することで建物内における通信環境を改善するもの。このサービスの提供開始により、屋外から屋内まですべてのロケーションにおける、携帯電話事業者のエリア拡大を支援するとしている。
通信設備を共同利用するシェアリングDASの活用により、携帯電話事業者は通信設備の設置・運用・保守にかかるコストを削減できる。また、ビルオーナーは建物内の省スペース化、良好な通信環境の提供によるテナント満足度向上などの効果を期待できる。