楽天モバイルは2024年4月23日、法人ユーザー向けに電話交換機をクラウド化することでスマートフォンからでも内線通話や、会社の番号を利用した外線対応が可能になるクラウドPBX「TramOneCloud」を提供開始したと発表した。
同サービスは、これまで社内の固定電話機で対応していた内線通話を従業員のスマートフォンから応答できるようになることで、外出先やリモートワークにおいても内線通話を活用した組織内のコミュニケーションが可能になる。また、外出先でもスマートフォンから会社の代表電話に応答することや発信することが可能なため、働き方改革や業務の効率化を実現する。
楽天モバイルは同日より、福岡県福智町において、初めて「クラウド型電話交換機」の自治体導入に向けた取り組みも開始した。
役場職員が利用する固定電話のスマートフォンへの切り替えや庁外での内線利用による維持管理費などの削減、取次業務削減などによる業務効率向上や住民からの問い合わせのしやすさなどの改善を図る。