NECがクラウド型MDMサービス開始、第1号ユーザーは出光興産

NECは2012年2月8日、MDM(モバイルデバイス管理)サービス「スマートデバイス管理サービス」の販売を開始した。また、第1号ユーザーとして、出光興産が「ドコモ スマートフォン MEDIAS WP N-06C」(NECカシオモバイルコミュニケーションズ製)の運用管理のため、同サービスの利用を開始したことを明らかにした。

クラウドサービスとして提供される同サービスの料金は、初期費用が30万円、月額利用料が300IDの場合で1IDにつき300円(いずれも税別)。対応機種はAndroid 2.2以上を搭載したスマートフォン/タブレット端末となっている。

機能面での特徴としてはまず、階層ごとや部門ごとといったグループ単位で運用管理が行える点を挙げている。このため、多階層・多部門にわたる企業において組織体制に合った運用管理が可能だという。また、端末設定の自動化機能を備え、端末の追加時や設定変更時に、個別の端末ごとに設定作業を実施する必要をなくしている。

このほか、オプションでウィルス対策機能も用意している(料金は300IDの場合で1IDにつき200円)。

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