シスコ幹部が語るキャリア網の明日「IP/光レイヤー統合はメトロから始まる」

5年後には、通信事業者のほとんどが“プラガブル”を使っているだろう──。IP・光レイヤーを統合するシスコのソリューション「RON」が好調だ。プラガブルを武器に光伝送市場に旋風を巻き起こす。米シスコシステムズ SVP 兼 GMのビル・ガートナー氏と、シスコ日本法人で専務執行役員を務める木田等理氏に話を聞いた。

米シスコシステムズ Optical Systems and Optics SVP 兼 GMのビル・ガートナー氏(左)と、シスコシステムズ 専務執行役員 情報通信事業統括 兼 第一事業本部長の木田等理氏

米シスコシステムズ Optical Systems and Optics SVP 兼 GMのビル・ガートナー氏(左)と、
シスコシステムズ 専務執行役員 情報通信事業統括 兼 第一事業本部長の木田等理氏

――シスコはサービスプロバイダー事業の重点分野として、IPと光伝送レイヤーの統合に注力しています。国内でも、これを実現する「RON(Routed Optical Networking)」をKDDIが全国展開すると2023年秋に発表しました。どんなソリューションですか。

ガートナー 光伝送技術は、データセンター(DC)やオフィス内でルーター/スイッチに挿入するプラガブルトランシーバーとして使われる“Optics”と、シャシーベースの“Optical System”に分かれます。前者は伝送距離が短く、かつファイバー数が非常に多い場所で使われ、それ以外のDC間接続(DCI)やメトロ、ロングホールでは後者が使われてきました。

しかし、シリコンフォトニクス技術の発展により、後者の領域もプラガブルで実現できるようになってきました。2019年に買収したACACIAのコヒーレントオプティクス技術を基に開発したRONは、この新しいアーキテクチャをDCIやメトロ網へ適用するためのソリューションです。将来的には、ロングホールや海底ケーブルもターゲットにしています。

しかし、シリコンフォトニクス技術の発展により、後者の領域もプラガブルで実現できるようになってきました。2019年に買収したACACIAのコヒーレントオプティクス技術を基に開発したRONは、この新しいアーキテクチャをDCIやメトロ網へ適用するためのソリューションです。将来的には、ロングホールや海底ケーブルもターゲットにしています。

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