さくらインターネットが生成AI向けクラウド「高火力」の第1弾を1月末に開始

さくらインターネットは、「NVIDIA H100 Tensor コア GPU」を搭載した生成AI向けクラウドサービス「高火力」の第1弾として、ベアメタルシリーズ「高火力 PHY(ファイ)」を同年1月31日から提供開始すると発表した。

高火力 PHYは、NVIDIA H100 Tensor コア GPUをサーバー1台当たり8基搭載。サーバー間の通信を200GbE×4本の回線で行うことが可能であるなど、大規模言語モデル等の生成AIを中心とした利用を想定した仕様となっている。

また、本サービスは、さくらインターネットが再生可能エネルギー電源100%で運営する石狩データセンターでの提供を予定。これにより、CO2排出量ゼロを実現しながら生成AIを開発することができるとしている。

高火力 PHYの提供を予定する石狩データセンター

高火力 PHYの提供を予定する石狩データセンター

3つのプランが用意されており、最低利用期間が2カ月の「定価」プランの月額費用は304万6120円(税込、以下同)。「1年コミット」(最低利用期間が利用開始日から12カ月を経過した日の月末まで)は274万1508円、「3年コミット」(最低利用期間が利用開始日から36ヶ月を経過した日の月末まで)は243万6896円。いずれも初期費用は無料だ。

なお、今後、時間単位での貸し出しなど、プランの拡充を検討中という。

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