ソフトウェアの権利保護団体、米BSA(Business Software Alliance)は2009年9月17日、世界各国のIT競争力に関する調査結果を発表した。同調査は、英国の有力ビジネス誌『The Economist』の調査部門が行ったもので、BSAがスポンサーになっている。
1位にランクしたのは昨年に引き続き米国。ブロードバンドの促進など、いくつかの課題はあるものの、スコアは78.9点(100点満点)と2位に5.3ポイントの大差を付けた。
2位のフィンランドは、研究開発などが高く評価されて昨年の13位から大幅上昇。また、オランダもブロードバンド展開によるインフラ強化が評価され、10位から5位に躍進した。
日本は12位で、これは昨年と同じ順位。アジア諸国の中では、シンガポールに次いで2位だった。