Accuverが「ローカル5Gパッケージ」を発表、SAスモールセルを一体型で

Accuver(アキュバー)は2023年11月27日、RAN(無線アクセスネットワーク)と5Gコア、アプリケーションで構成される「ローカル5Gパッケージ」を発表した。一体型での提供により、ローカル5G SAスモールセルの展開を容易にするという。

「Q-5G Harmony」の名称で提供される本パッケージソリューションは、無線部(RU)と制御部分(CU/DU)を一筐体に収めた一体型タイプの屋内向けローカル5G SAスモールセルと5Gコアソフトウェア、アプリケーションで構成される。

ローカル5Gパッケージのイメージ

ローカル5Gパッケージのイメージ

相互接続性を確認済みのローカル5G SAスモールセルと5Gコアを合わせて提供することで、それらの検証に時間を掛けることなく、迅速なローカル5Gエリア構築を実現。さらに、これらを制御するアプリケーションにより、ローカル5Gスモールセルの起動を自動化し、リモートから一元管理することが可能になるという。セキュリティ機能や、ユーザー側のアプリケーションと連動することもできる。

また、要望に応じて、ローカル5G SAスモールセルのみの「Q-5G Connect」、ローカル5G SAスモールセル+5Gコアの「Q-5G Network」としての提供も可能だ。

Accuverでは今回のリリースを機に、同社が提供するローカル5G向け製品を紹介するローカル5Gショールームを開設した。ローカル5G向けスモールセルとローカル5G端末を接続し、スループットやハンドオーバーといった動作を確認することができる。

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