Windows Phone普及への“最初のハードルを超える”―― 日本マイクロソフトが最新動向を説明

●日本市場向けアプリは1万本以上に

さて、スマートフォンの魅力はアプリケーションの充実度で決まるといっても過言ではないが、この点の現状はどうだろうか。Windows Phone Marketplaceのアップデートについて説明した同統括本部の中島憲彦エグゼクティブプロダクトマネージャによれば、グローバルで3万本以上あるWindows Phoneアプリのうち、日本市場向けのアプリはすでに1万本以上に達しているという。

日本市場向けのアプリはすでに1万本以上に達している

Windows Phoneのアプリ販売の仕組みで特徴的なのは、アプリを開発しMarketplaceに登録する際、「デベロッパーが販売先の市場を選択できる」(中島氏)ことだ。海外の開発者も積極的に日本語化を進めており、また、「全開発者のうち、すでに15%を日本のデベロッパーが占めている。これは、Windows Phoneへの注目の高さを表している」と同氏は話した。日本マイクロソフトでは引き続きプロモーションや開発者のサポートを続け、アプリの拡充を進めていくという。

また、これらの施策に加え、ユーザーがWindows Phoneを体験できる機会を増やす取り組みにも、もちろん注力している。毎週金曜日には品川の同社オフィスで、「Windows Phone Friday Lounge」を実施し、毎回50~100名ほどが参加しているという。

Windows Phoneの無料体験イベントを積極的に展開していく

10月25日から10月31日には、JR品川駅のイベントスペースで「Windows Phone Station Lounge」を、10月28日から11月6日には、赤坂サカスの赤坂ギャラリーで「Windows Phone Special Lounge」を開催する。横井氏は「クラウドサービスとの連携や、アプリの充実度など、Windows Phoneの良さをユーザーに直接説明する機会がもっと必要」と話し、こうしたイベントも積極的に行なっていく方針だ。

RELATED ARTICLE関連記事

SPECIAL TOPICスペシャルトピック

スペシャルトピック一覧

FEATURE特集

NEW ARTICLES新着記事

記事一覧

WHITE PAPERホワイトペーパー

ホワイトペーパー一覧
×
無料会員登録

無料会員登録をすると、本サイトのすべての記事を閲覧いただけます。
また、最新記事やイベント・セミナーの情報など、ビジネスに役立つ情報を掲載したメールマガジンをお届けいたします。