日本情報通信(NI+C)は2011年10月19日、「NI+Cクラウド リモートシステムバックアップサービス」の販売を開始した。データだけでなく、サーバーについてもクラウド上にバックアップしておくことで、災害や障害発生時にも事業継続できる。また、有事の際のアクセス経路を構築するネットワーク設計コンサルティングも備えているという。
同サービスは、次の3つのサービスから構成されている。まずは「リモートバックアップサービス」で、これは保有データをWANを介してクラウドにバックアップするもの。「サーバーリカバリーサービス」は、常時同期したユーザー企業のシステムのレプリカをクラウド上に保管しておくサービスで、災害などによりサーバー復旧の見込みが立たない場合にはレプリカから最短1時間で仮想サーバーを構築するという。最後は、NI+Cのクラウド環境上でシステムを冗長化しておく「HA(High Availability)サービス 」で、有事の際に無停止でクラウド側のサーバーに切り替えられるという。
月額料金はリモートバックアップサービスが1万円~、サーバーリカバリーサービスが3万5000円~、HAサービスが5万円~。初期費用は個別対応となる。
「NI+Cクラウド リモートシステムバックアップサービス」のイメージ |