KDDI、秋冬にWiMAX対応などスマートフォン6機種を投入――iPhoneについては「ノーコメント」

KDDIの秋冬モデルのテーマは「未来は、選べる。」。田中社長は「携帯電話は通信キャリアによる垂直統合型のビジネスモデルでユーザーに選択の余地があまりなかった。しかしスマートフォンでは、ユーザーが心の中で想像したものを選べる形で提供したい」と話す。

スマートフォンでは他社に遅れを取ったKDDIだが、昨年の秋冬モデルで「IS03」をはじめとしたAndroidスマートフォンを強化、その後もiidaシリーズ初のスマートフォン「INFOBAR A01」、Windows Phone「IS12T」などラインナップを拡充してきた。さらに先日は「KDDIからiPhone 5が発売される」と一部で報道されたが、これについて田中社長は「ノーコメント」を繰り返した。

KDDIは秋冬モデルに合わせて、新たな料金プラン「プランZシンプル」を9月28日より提供開始する。月額基本使用料は1961円で、「誰でも割」を契約すると同980円。午前1時から午後9時の間はau携帯電話あての国内通話は無料。その他の時間帯は、30秒21円となる。ソフトバンクの「ホワイトプラン」と同様のプランを投入することで、料金面でもソフトバンクに対抗する狙いがあると見られる。

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