17年間空室の電話局がシェアオフィスに 本厚木駅近くに9月オープン

NTT東日本が所有するNTT厚木ビル(神奈川県厚木市)に、コワーキングスペース・レンタルオフィスの「BIZcomfort(ビズコンフォート)』を運営するWOOCがシェアオフィス『BIZcomfort本厚木』を2023年9月1日にオープンする。貸主となるテルウェル東日本を含めた3社が2023年8月22日に発表した。

「BIZcomfort本厚木」のイメージ

シェアオフィスが開業するNTT厚木ビルは小田急線本厚木駅から徒歩7分に位置する。ビル1階はかつて電話局窓口として営業していたが、2006年の電話局閉鎖後は17年間にわたって空室だったという。今回シェアオフィスとして再生することにより、再び地域住民が集まる施設となることを目指す。また、厚木市は子育て世代に人気のエリアであることから、好立地を活かした職住近接の働き方の実現を狙う。

同シェアオフィス内のコワーキングスペースには、食事のできるブース、Web会議用個室、集中できるワークブースなど用途に応じた座席を設ける。Wi-Fi、電源、無料プリンターなどの設備も設け、会社員のテレワークやフリーランス・個人事業主の仕事場、スキルアップなどのための勉強などの用途を想定する。個室のレンタルオフィスには登記や住所利用のオプションもあり、起業や法人化、サテライトオフィスとしても活用できるとしている。

NTT東日本とテルウェル東日本は、NTTグループが保有する不動産の利活用を通じた地域社会の課題解決や地域活性化に取り組んでいる。今回オープンするBIZcomfort本厚木はその一環として進める電話局営業窓口のコンバージョン企画第2弾であり、2023年8月1日にオープンした「BIZcomfort小田原」に続くものとなる。

BIZcomfort本厚木は24時間365日営業。コワーキングスペースの全日プランは月額1万2100円。ほか土日祝プラン、従量課金制のライトプランなどを用意する。固定席は月額2万6400円から、レンタルオフィスは月額3万5200円(共益費込み)から。9月1日から3日には内覧会、9月4日・5日には無料体験会を開催する。

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