NTT西「QUINTBRIDGE」、連携パートナーVCから法人会員2社への出資成立

NTT西日本は2023年8月22日、同社が運営するオープンイノベーション施設「QUINTBRIDGE」にて、QUITBRIDGE連携パートナーのベンチャーキャピタル(以下、VC)から法人会員スタートアップへの出資が2件成立したと発表した。

QUINTBRIDGE連携パートナーと役割イメージ

QUINTBRIDGE連携パートナーと役割イメージ

2社の内訳は、以下の通り。

(1)建設テックスタートアップ「建ロボテック」への出資

出資先(法人会員):建ロボテック株式会社(香川県木田郡)
出資元(連携パートナー):NTT ファイナンス株式会社(東京都区)

建ロボテックは、建設現場に特化した省力・省人化ロボットソリューションの開発・提供を行い、人員不足が深刻な建築現場の社会課題解決に取り組む建設テックスタートアップ。NTT西は同社と2022年9月より建設現場の人員不足の解消を目指し、同社の建設ロボットを活用した遠隔操作・オペレーション支援環境構築に向けた実証実験を行っている。

(2)IT エンジニア採用プラットフォーム運営スタートアップ「ニュートラル」への出資

出資先(法人会員):株式会社ニュートラル(大阪府大阪市)
出資元(連携パートナー):ライトアップベンチャーズ(大阪府大阪市)、 MIRAISE(東京都渋谷区)

ニュートラルは、「すべてのエンジニアが自分にマッチする企業で働いている未来を創る」をビジョンにかかげるスタートアップ。2023年6月20日にリリースしたITエンジニア特化型フォロワー採用サービス「Musubite(ムスビテ)」は、応募者と社内エンジニアが実際に対話し、双方が一緒に働きたいと思った場合にマッチングするITエンジニアのつながりから採用を実現する新しい手法として注目されている。

QUINTBRIDGEの会員は、2023年7月時点で個人会員約1.3万人、法人会員911組織。法人会員の約7割がスタートアップであり、社会課題解決の実現にはスタートアップ自身の成長加速と、企業・自治体・大学等との共創実現の両輪が必要となる。

QUINTBRIDGEでは、引き続き、会員活動を支える全54組織の連携パートナーと共に、マッチングや事業共創の伴走プログラム、プロセス整備を充実させ、QUINTBRIDGE発の事業共創を生み出していきたいとしている。

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