震災以降、Avaya VENAへの引き合いは「急増」
もう1つの新製品であるAvaya VPSは、仮想サーバーの仮想ネットワークと物理ネットワークの連携を容易にするためのソフトウェアだ。仮想サーバーの管理者がネットワークのプロビジョニングを自動で行うことも可能になるという。当初はVMwareに対応し、今後順次マイクロソフトなどサポートするハイパーバイザーを拡大していく。
Avaya VPSの主な特徴 |
日野直之システムエンジニアリングマネージャーによれば、Avaya VENAの引き合いは、今年3月11日に発生した東日本大震災以降、「急増している」とのこと。災害時の事業継続のため、複数のデータセンターをネットワークでつなぎ、ライブマイグレーションを行いたいという要望が増えているそうだ。「Avaya VENAは世界で初めてSPBに対応したソリューション。SPBではエンドノードの設定だけで、レイヤ2でのエンドツーエンドのマルチパスを実現できる。Avaya VENAなら、お客様が抱えるデータセンターの悩みを解決していける」と日野氏はアピールした。
日本アバイア システムエンジニアリング部 システムエンジニアリングマネージャー 日野直之氏 |