BBバックボーンが印西で初の「400ZR/ZR+」、機器コスト抑えて超広帯域通信

BBバックボーンは2023年7月3日、新たな伝送サービス「B3Spectrum 400ZR/400ZR+」の提供を開始した。データセンターやコロケーション、相互接続サービスを日本国内で展開するMCデジタル・リアルティの東京第一データセンター(千葉県印西市)で開始する。

発表によれば、400Gbpsの伝送サービスは印西エリアのデータセンターで初。B3Spectrum 400ZR/400ZR+とMCDRのデータセンターを併せて利用することで、東京-印西間において超広帯域通信が可能になる。

また、ルーター/スイッチのポートに光トランシーバーを挿入して400Gbps伝送を実現する400ZR/ZR+を採用することで、高価なトランスポンダーが不要になることも本サービスの特徴だ。

本サービス適用後(下側)のネットワーク構成イメージ

本サービス適用後(下側)のネットワーク構成イメージ

BBバックボーンは本サービスについて、ネットワーク構築の拡大につながるだけでなく、高価なトランスポンダーが不要になることで機器のコストの低減や、使い慣れたルーターの操作のみでの導入・保守による運用性の向上につながるとしている。さらに、低消費電力の構成のため、環境負荷の少ないインフラの実現も期待できるという。

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