ジュニパーネットワークスは2023年6月13日、東京大学が同社のワイヤレスネットワークソリューション「Mist AP32アクセスポイント」を採用したと発表した。
本郷、駒場、柏の3つのキャンパスにAP32を導入し、現時点でピーク時約1万8000台の同時接続を可能にしている。また今後、全キャンパスへの導入拡大を予定しているという。
東大では、全学横断的な「UTokyo Wi-Fiタスクフォース」を設置し、ワイヤレスネットワークインフラの強化に取り組んでいた。特に重視したのが、多数のユーザーが複数のデバイスから同時に接続できる信頼性、安全性、優れたパフォーマンスだったという。
また、異なる部局の担当者が適切な管理権限をもって運用管理できる一方、全体の部局を横断的に統合管理できることも重要な要件となり、これらの要件を満たすジュニパーのMistが採用されたとのこと。
東大は、ITインフラの基本要素としてネットワーク全体にMist AIを導入することも検討しているという。