6割がロードバランサー「活用不十分」と回答 安価製品への代替需要も

ネットワーク監視ソフトウェアなどの販売およびサポートを行うプログレス・ソフトウェア・ジャパンは2023年5月25日、サーバー運用者のロードバランサー(負荷分散システム)に関する実態調査の結果を発表した。対象は、ロードバランサーを導入する企業のサーバー運用担当者100名。

同社の調査によると、勤務先のロードバランサー導入時に最も重視した観点を聞いたところ、1位は「導入実績」(30.0%)、2位は「多機能」(17.0%)だった。

Q1.あなたのお勤め先で活用しているロードバランサーは、どのような観点を最も重視しましたか。

Q1.あなたのお勤め先で活用しているロードバランサーは、どのような観点を最も重視しましたか。

また、「現在活用しているロードバランサーの機能を十分に活用しきれていないと感じたことがあるか」との問いに対し、「かなりある」が8.0%、「ややある」が49.0%という回答となった。約6割のサーバー運用担当者が、上手くロードバランサーの機能を活かせていない現状が浮き彫りとなった。

Q3.あなたは、現在活用しているロードバランサーの機能を十分に活用しきれていないと感じたことはありますか。

Q3.あなたは、現在活用しているロードバランサーの機能を十分に活用しきれていないと感じたことはありますか。

「操作や運用が複雑で難しい」「搭載されているが、活用していない機能が多い」「仕様を柔軟に変えられない」などが主な理由だ。

さらに、「ロードバランサーとしての必要最低限の機能が揃った、費用の安い製品があればリプレイスを検討するか」との質問に対しては、「非常にそう思う」が13.0%、「ややそう思う」が46.0%を占め、約6割が安価な製品への代替えを検討していることが明らかになった。

Q6.現在活用しているロードバランサー以外に、ロードバランサーとしての必要最低限の機能が揃った、費用の安い製品があればリプレイスを検討したいと思いますか。

Q6.現在活用しているロードバランサー以外に、ロードバランサーとしての必要最低限の機能が揃った、費用の安い製品があればリプレイスを検討したいと思いますか。

ロードバランサーの代替えの際に重視するポイントとして、「コストパフォーマンスの高さ」や「簡単な運用・操作性」、「設定・導入の容易さ」などの声が上がった。

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