【5/24開幕】ワイヤレスジャパン×WTP2023の「初日」の見どころは?

日本最大級の無線通信イベント「ワイヤレスジャパン 2023」と「ワイヤレス・テクノロジー・パーク(WTP)2023」が明日5月24日(水)から5月26日(金)の3日間、東京ビッグサイトで開催される(参加無料[事前登録制])。

本記事では、初日5/24(水)の見どころ・聴きどころを中心に紹介していこう。

基調講演のトップバッターを務めるのは、総務省 総合通信基盤局 電波部長の豊嶋基暢氏である。「電波政策の最新動向について」と題して、日本の5Gの普及・展開の状況、インフラ整備の状況、ローカル5Gの活動の事例、及び、それらに関連する総務省の政策や取組み等を紹介する予定だ。

続いて登壇するのは、日本のBeyond 5G/6G研究開発をリードする国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)で、Beyond 5G研究開発推進ユニット長を務める寳迫巌氏である。「Beyond 5G/6Gにおけるミリ波・テラヘルツ波利活用の適材適所」と題して講演する。

2022年開催の展示会場の様子

2022年開催の展示会場の様子

24日は、日本・海外を代表するキャリアのキーパーソンも登壇する。まずは、KDDI総合研究所/KDDI 先端技術研究所所長/技術統括本部 技術戦略本部 副本部長の小西聡氏だ。「あらゆるものに通信が溶け込むBeyond 5G/6Gの世界とは」と題して、Beyond 5G/6G時代の世界観を紹介する。

もう1人は、ベライゾン・ビジネスグループ グローバルソリューション担当 マネージング・ディレクターのダンカン ケンライト氏だ。プライベート5G(ローカル5G)と衛星通信への注目が高まっているが、グローバルではどんな動きが起きているのか。「プライベート5Gと地球低軌道衛星がビジネスとコミュニティをどう変革するか」と題して講演する。

海外からは、エリクソンのキーパーソンも来日する。「5Gマネタイゼーション」が今年のMWCでは重要テーマの1つとなったが、エリクソン グループファンクションテクノロジーアドバンストテクノロジーディレクターのクリストファー プライス氏が「5G投資のフル活用と新しいネットワークの運用」と題して講演する。

MWCでは「True Open」をキーワードに、仮想化の次の一手としてOpen化への道が見えてきたが、一方でOpen化することの課題及び運用上での難しさも露見しており、2025年~2030年に向けた舵取りが始まっている。そうしたなか、インテルはどのような取り組みを進めているのか。インテル インダストリー事業本部 クラウド・通信事業統括部統括部長の堀田賢人氏による基調講演「モバイルネットワーク(RAN/CORE)の仮想化の進捗、インテルが考える仮想化の次のステップへ」も見逃せない。

LPWAを活用したDXの最新動向に関する基調講演にも注目だ。京セラコミュニケーションシステム ワイヤレスソリューション事業部 副事業部長の川合直樹氏が「見えてきたLPWAの本領 ロジスティクス業界を導く「Sigfox」」と題して講演する。

また、展示会場内に設けられた特別講演会場では、「スペースICT推進フォーラムセッション~宇宙ビジネスの未来がわかる~」と「5G/ローカル5Gミリ波普及推進セミナー」が行われる。

さらに、全154社による展示や、ソフトバンクによる「[圧倒的低コスト]10年で2,000円のIoT向けSIM」をはじめ出展社各社による会場内セミナーも大充実。ぜひ東京ビッグサイトに足を運び、実際に体験してみてほしい。

ワイヤレスジャパン×WTP2023

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