ジュニパーネットワークスは2011年6月3日、国立情報学研究所(NII)が運用管理する次世代学術情報ネットワーク「SINET4」(サイネット・フォー)に同社製品が採用されたと発表した。採用されたのは、エッジルーター「MXシリーズ」、ネットワークOSの「Junos OS」とソフトウェア開発キットの「Junos SDK」。
SINETは、国内700以上の大学や研究機関をつなぐ学術情報ネットワークで、より広い帯域幅などを実現したSINET4は今年4月から運用が始まった。ジュニパーネットワークスのMX960は、東京と大阪のスーパーノードを含め、全国8カ所のコアノードとして導入されている。また、NIIはJunos SDKを利用し、各仮想スライス上でネットワークアプリケーションの開発・評価を行っているという。