ソフトバンクは2023年2月16日、ゲーム特化型のパブリックブロックチェーンプロジェクト「Oasys(オアシス)」に参画することを発表した。ブロックチェーン上の取引を検証する「バリデーター」として参画する。
Oasysは、OASYS Pte. Ltd.が展開するブロックチェーンプロジェクト。同社独自の技術により、ブロックチェーンゲームのユーザーに対して取引手数料の無料化と取引処理の高速化を実現している。2022年9月にはスクウェア・エニックスが参画。また、初期バリデータとしてグリーも参加している。
ソフトバンクは今後、OASYS Pteや参画事業者と協力しながら、ブロックチェーンサービスの検証や開発などを通して、Web3に関する技術や知見の蓄積、人材の育成、サービスの提供の検討などを行っていくとしている。
Web3の考え方に基づいた新たな経済圏が構築されていく中で、既存のインフラやサービスのWeb3への対応、ユーザーの保護などにおいて課題があるとしており、ソフトバンクはWeb3の社会実装を目指して、ブロックチェーンサービスの検討などに取り組むという。