Androidスマホに衛星通信を搭載へ、クアルコムとイリジウムが提携

クアルコムとイリジウムは2023年1月6日、次世代のAndroidスマートフォンに衛星通信機能を導入するための契約を締結したと発表した。

両社は、北極から南極までをグローバルにカバーするイリジウムの「Iridium 衛星コンステレーション」への接続をサポートする「Snapdragon Satellite」を提供。アップリンクとダウンリンクにIridiumの耐候性に優れたLバンドの電波を利用するという。

Iridium 衛星コンステレーションのイメージ

このSnapdragon Satelliteは、クアルコムの最新プラットフォームである「Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform」を採用するデバイスから搭載される。

また、GPS技術を活用した各種ソリューションを提供するガーミンが、緊急メッセージのサポートに協力。Snapdragon Satelliteによる緊急メッセージサービスは、2023年後半から一部の地域で発売される次世代スマートフォンで利用可能になる予定だ。

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