「ドコモビジネス」の事業戦略とは NTTコム丸岡社長が講演

NTTコミュニケーションズの丸岡亨社長は10月18日、ドコモグループの法人ビジネスイベント「docomo business Forum'22」の基調講演に登壇した。ドコモグループの一員となった同社は、「ドコモビジネス」ブランドで法人事業を展開している。丸岡社長は講演の中で、ドコモのネットワークやXRなどとの連携を強化することで、企業のDXを推進する取り組みについて明らかにした。

NTTコミュニケーションズは2022年10月18~21日の4日間、ドコモグループの法人ビジネスイベント「docomo business Forum’22」をリアルとオンラインのハイブリッドで開催している。

18日午前には、NTTコミュニケーションズの丸岡亨社長が「ドコモビジネス あなたと世界を変えていく。」と題した基調講演を行った。

NTTコム丸岡亨社長

NTTコミュニケーションズの丸岡亨社長

NTTコムは昨年10月、NTTコムウェアとともにドコモの子会社としてドコモグループ入りした。法人事業については「ドコモビジネス」という共通ブランドを立ち上げ、展開している。

ドコモビジネスが誕生した背景について、丸岡社長は「NTTグループの中で、ドコモは5GやIoT、モバイルアプリを提供してきた。コムウェアには開発力がある。コムが提供してきたネットワークやクラウド、データセンターなどとまとめることで、固定とモバイルの境目がなくなるサービスを提供できると考えた」と説明した。

ドコモビジネスの誕生

企業の規模に関係なくDXをワンストップでサポートする

また、これまでコムは大企業中心に法人ビジネスを展開してきたのに対し、ドコモは地場や中小企業を得意とする。両社の強みを持ち寄ることで、「すべてのお客様のDXをサポートしていきたい」と意気込みを語った。

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