SPECIAL TOPIC日本の働き方に最適なコラボツール 「ハイブリッド」という選択

NECプラットフォームズの「UNIVERGE BLUE」は、オフィスコミュニケーションに必要な機能を統合したクラウドサービス。キーテレフォン/PBXとの連携が最大の特長であり、PCやスマートフォンをオフィスの内線電話機として活用することができる。テレワークやハイブリッドワークなど、日本企業の多様な働き方に合わせたコミュニケーション環境を実現する。

PCやスマホを内線電話機として活用 オールインワンで相談窓口も一本化

このようにテレワーク時のコミュニケーションに必須となる機能を網羅しているが、UNIVERGE BLUEの魅力はそれだけではない。4つめの機能として「キーテレフォン/PBXとのハイブリッド構成が最大の特長です」とNECプラットフォームズ スマートオフィスソリューション事業部 シニアマネージャーの大野博史氏は強調する。

NECは長年、オフィス向けに固定電話機や電話サービスを提供してきた。UNIVERGE BLUEは、オンプレミスのキーテレフォン「UNIVERGE Aspire WX plus/Aspire WX」および大規模~中小規模オフィス向けのコミュニケーションサーバー「UNIVERGE SV9500CT/SV9300CT」と連携しており、UNIVERGE BLUEのアプリをインストールしたPCやスマートフォンでチャットやWeb会議を行えるのはもちろんのこと、これらの端末をオフィスに設置されている固定電話の内線電話機として使うことができる。

図表2 PCやスマホをオフィスと同じコミュニケーション環境で使える

これにより、PCやスマホ同士だけでなく、オフィスにある内線電話機との間でも内線通話を行える。その際、各自に割り当てられている内線番号を使うことができ、通話料金もかからない。また、オフィスの代表番号宛てに着信があるとPCやスマホも同時に鳴動するので、会社以外の場所から応答することができる。さらにPCやスマホから、オフィスの電話回線を使ってオフィスの電話番号で発信したり、パーク保留や転送、特番などオンプレミスのキーテレフォン/PBXの機能を利用することも可能だ。

テレワークの普及とともに、オフィスの固定電話を見直す機運が高まっているが、代表番号に着信した電話を取り次ぐという日本企業特有の電話文化は今なお健在だ。このため、フルクラウド化して固定電話を廃止することに抵抗感のある企業が少なくない。その一方、営業職などに社用スマホを配布している企業では、オフィス電話の内線電話機としてスマホをフル活用したいというニーズがある。「UNIVERGE BLUEなら、テレワークやハイブリッドワークなど多様な働き方に対応しつつ細かい電話運用も行うことができ、オンプレミスとクラウドの“いいとこどり”が可能です」とNECプラットフォームズ スマートオフィスソリューション事業部 マネージャーの溝上聖浩氏は自信を見せる。

NECプラットフォームズ スマートオフィスソリューション事業部
シニアマネージャー 大野博史氏(左)、マネージャー 溝上聖浩氏(右)

UNIVERGE BLUEは海外では元々、電話機能も含めてすべてクラウドサービスとして提供するUCaaS(UC as a Service)として展開していたが、日本企業の働き方を考慮して国内ではキーテレフォン/PBXと連携したという経緯がある。それだけに、クラウドPBXやUCなど他のサービスと比べて、より日本企業の働き方に合わせた使い方ができると言えるだろう。

UNIVERGE BLUEは、電話やチャット、Web会議などのコミュニケーションツールをまとめて導入できるのもメリットだ。

テレワークで異なる場所にいる社員同士がスムーズなコミュニケーションを行うため、チャットやWeb会議を導入している企業は多い。とはいえ、あくまでも大企業に限った話であり、中小企業では活用が進んでいない。そうした中で、キーテレフォンやビジネスホンの更改に合わせて、UNIVERGE BLUEを導入するケースもあるという。

また、ツールごとに異なるメーカーを採用していると、トラブルの切り分けが難しくなるが、UNIVERGE BLUEならNECプラットフォームズがまるごと管理するので相談窓口が一本化され安心だ。NECは全国にキーテレフォン/PBXで培った販売網を持っており、何かあったときのサポート体制も充実している。

なお、UNIVERGE BLUEの価格体系に基本料金の設定はなく、1ID当たり月額1500円のみ。そのため、実際に導入した企業からは、「トータルで見ると、思ったより費用がかからなかった」という声もあるようだ。

ハードウェアの台数削減に成功 柔軟な働き方が採用にも影響

UNIVERGE BLUEは提供開始からまだ半年余りだが、すでに様々な企業に採用されている。

例えば、Aspire WXを導入しているある企業では、新社屋の建設に伴い、コミュニケーション環境の再構築を検討していた。その際、「ハードウェアを極力減らしたい」との要望があったこと、また、一部社員に適用しているテレワークを将来的に全社規模に拡大するため環境を整備したいと考えていたことから、PBXは本社に集約し、新社屋とVPNで接続。新社屋ではUNIVERGE BLUEを導入し、固定電話機は1台だけで残りはPCとスマホを活用することで、ハードウェアの台数を最低限に抑えることに成功したという。

多様な働き方は、雇用の確保に直結するだけに企業にとって重要な取り組みである。クラウドPBXやコラボツールなどコミュニケーション環境を検討する際、UNIVERGE BLUEは大きな選択肢となりそうだ。

<お問い合わせ先>
NECプラットフォームズ株式会社
UNIVERGEインフォメーションセンター
TEL:0120-75-7400
URL:https://www.necplatforms.co.jp/product/blue/

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