NTTが米ネバダ州で「公園スマート化」、ラスベガス市に続き協業に合意

米国ネバダ州クラーク郡とNTTグループは2021年12月10日、公園施設の来場者へ安心安全な環境を提供するスマートソリューションの導入について合意したと発表した。ラスベガス市近郊で最大の公園の1つであるサンセットパークに導入する。

NTTグループは2018年にネバダ州およびラスベガス市とスマートシティプロジェクトの展開に関して合意。ラスベガス市のイノベーション地区において公共安全ソリューションを提供するなど、スマートシティプロジェクトに取り組んできた。映像解析技術やデータアナリティクスを活用したNTTのスマートソリューションをクラーク郡が高く評価し、今回の協業に至ったという。

クラーク郡と進めるプロジェクトでは、公園施設内における人流・交通量の分析を通じて、施設管理の効率化および来場者への利用状況の情報提供を行う。具体的には、施設内に設置するセンサーから得られるデータを解析し、公園や施設の利用状況、公園内の特定の道路や駐車場付近での車両交通量を算出・予測し、施設管理者および利用者へ提供する。

また、分析結果は管理用ダッシュボードにてリアルタイムに見える化・一元管理され、管理センター等における適切な施設運営のサポートに使われる。

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