ソフトバンク子会社、131機能を統合したスマートホームサービスを販売開始

ソフトバンク子会社のエンコアードジャパンは2020年6月30日、電力IoTサービス「エネトーク」や他社のスマートホームサービスと融合することで26サービス131機能を1つのアプリに統合したスマートホーム向けオールインワンサービス「コネクト」を開発したと発表した。2020年7月から販売を開始する。

IoTサービスは現状、それぞれのサービスごとにアプリが分かれ、ユーザー自らの設定操作や管理が求められるためことが普及の障壁になっている。そこで、今回販売を始めるオールインワンサービス「コネクト」は、複雑な設定や管理を1つのアプリに統合することで、操作に迷わずに毎日使ってもらえることを目指して開発したという。


「コネクト」のサービスイメージ

ユーザーが手間取ることが多い初期設定の対策として、初期設定用のQRコードを用意。利用者はQRコードを読み取るだけで自動的に全てのサービスが利用可能となる。また、利用者との手続きやコミュニケーションを、非対面でもより充実したサポート環境下で行うことができる。

なお、コネクトは東急不動産と鹿島建設が国家戦略特別区域計画の特定事業として共同開発中の「東京ポートシティ竹芝」のレジデンスタワーに採用。2020年7月からサービスを開始予定だ。

具体的なサービス内容としては、AIによる電力料金予測や床暖房のエコ操作等を行う「節約サービス」、熱中症予防や子供の帰宅・外出を確認できる「見守りサービス」、スマホアプリからエアコンや照明を操作できる「便利サービス」、ラウンジの混雑状況表示、外気環境の表示等が行える「管理サービス」など、26サービスを提供する。

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