IoT技適の新基準認定サービスをプレスタート、ビューローベリタスとセキュアイノベーション

ビューローベリタスジャパンとセキュアイノベーションは2019年9月4日に業務提携を発表し、IoT機器の電気通信事業法のセキュリティ基準における技術適合認定サービスを開始すると発表した。

IoTデバイスの技術適合認定、いわゆる技適”を取得するには決められた要件を満たし、総務省もしくは総務省の認定機関から認定を受ける必要がある。

技適の基準は2020年4月1日から施行予定の「端末設備等規則及び電気通信主任技術者規則の一部を改正する省令(平成31年総務省令第12号)」により変更され、新たにセキュリティ機能の実装が必要となる。ビューローベリタスは総務省の認定機関で、先行してプレサービスの形で提供する。

具体的には(1)アクセス制御機能と、(2)初期設定のパスワードの変更を促す等の機能、(3)ソフトウエアの更新機能、またはこれら3つと同等以上の機能が必要となる。

(1)アクセス制御機能とは正規ユーザーのみが操作できるようにするため、ID/パスワードなどで認証する機能のこと。さらに初期設定のチュートリアルなどで(2)初期設定のパスワードの変更を促す等の機能も必要になる。

(3)ソフトウェアの更新機能はIoTデバイスに搭載された全てのソフトウェアではなく、通信に係る機能を持つファームウェアを遠隔でアップデートできる機能が必要になる。

対象となるIoTデバイスはIPネットワークに直接つながるもの。ただし、スマートフォンやPCなどはIPネットワークに直接つながるものの、逐次ファームウェアの更新などが行われるため例外となる。

また、ビューローベリタスは2019年10月8日(火)に御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンターで技適の新基準についての詳細と、今回のサービスについて解説するセミナーを開催する。

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