SPECIAL TOPIC海外拠点網“SD-WAN化”の注意点とは? グローバルキャリアに聞く回線選びの重要性

グローバル企業にとって国内外の拠点をつなぐWANは、まさに企業活動の生命線だ。その安定性と柔軟性の向上を目的に、SD-WANの導入を検討する企業が相次いでいる。だが、ちょっと待ってほしい。SD-WANを本当に役立つものにするには、適切なアンダーレイ回線を選び、かつSD-WANと一元的に運用できる体制が不可欠だ。グローバルキャリアの知見とノウハウは、その大きな助けとなる。

複数の国や地域をまたがるグローバルなネットワークを構築するのは容易ではない。特にアジア圏では通信品質にばらつきがあり、グローバルネットワークの構築を困難にしている。

しかし、市場ポテンシャルの高さや、業務委託先としての有望さなどで熱い視線を集めているのもアジア圏であり、様々な業種がアジア諸国と日本を結ぶ安定的なネットワークの構築を命題としている。

そうした企業に最適なソリューションを提供しているのが、シンガポールテレコム(以下、シングテル)だ。グローバルキャリアの強みを活かしたSD-WANサービス「Singtel ConnectPlus SD-WAN」によって、国内外の企業をサポートしている(図表1)。

図表1 シングテルのSD-WAN/NFV
図表1 「NUROセキュリティSD-WAN」のサービスイメージ

シングテルのSD-WANは、他のSD-WANと何が違うのか。次ページから詳しく見ていこう。

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