ソフトバンクは2019年4月11日、世界で初めて、基地局圏外における5G車載端末の自律的な直接通信で、1ms以下の低遅延通信に成功したと発表した。今回の成功は、トラック隊列走行の早期実現に寄与するという。
実験は、4.5GHz帯の5G-NRを用いて、走行中の車両間で行われた。5G基地局が展開されていない地域やトンネルなどを走行中のトラックが、継続的かつ安定的に加速度情報や車両制御情報などを車両間で共有可能になるなど、様々な活用が期待できるとのことだ。
ソフトバンクは、引き続き実験を推進していく。