「5年で売上を10倍に」、マクニカがAI事業ブランド立ち上げ

技術商社のマクニカが「macnica.ai AI事業戦略説明会」を開催した。ネットワーク機器、半導体に次ぐ事業の柱として、AIを育てようとしている。

マクニカは2019年1月24日、「macnica.ai AI事業戦略説明会」を開催した。同社は新横浜に本社を置く技術商社で、主に半導体やネットワーク機器の輸入・販売・開発を手掛けている。以前からAI関連の事業に取り組んでいたが、「manica.ai」ブランドをこの1月に立ち上げ、本格展開していく。

マクニカ 代表取締役社長の中島潔氏は、macnica.aiのミッションを「国内外の人、技術、経験をつなぎ、伴奏型のパートナーとしてデジタル変革を目指す」と説明した。

具体的には次のような意味になる。まず、「人」をつなぐとは、国内のデータサイエンティスト不足を解消すること。マクニカ 常務執行役員 事業戦略室長の森重憲氏は「国内のAI開発はデータサイエンティスト不足がボトルネックとなっている」と指摘し、今後は海外からもデータサイエンティストを調達し、各ソリューションを提供していくと話した。加えて、同社やパートナーが持つ最新の「技術」や、海外事例の知見などの「経験」を提供し、AIのソリューションを展開していくことが基本方針となる。

同社は商社でありながら、社員の30%ほどがエンジニア。
そのため調査から運用まで協力できるという

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