パナソニックが監視システム「i-PRO SmartHD」のラインナップを拡充、カメラ2機種とレコーダー3機種を新発売

パナソニック システムネットワークスは2010年9月14日、ネットワークカメラ監視システム「i-PRO(アイプロ) SmartHDシリーズ」の新ラインナップを発表した。ネットワークカメラ2機種、ネットワークディスクレコーダー3機種の新製品を11月から発売する。

新たに発売されるネットワークカメラは、固定焦点レンズを搭載した「DG-SP102」と、高倍率・高精度回転機構、プリセット機能などを搭載し広範囲が撮影可能な「DG-SC385」の2機種。ともに、主に店舗や商業施設での利用を想定している。

固定焦点レンズ搭載のネットワークカメラ「PG-SP102」(左)と、プリセットコンビネーションネットワークカメラ「DG-SC385」(右)

DG-SP102はVGA(640×480)の映像配信が可能で、店舗内に違和感なく設置できる円筒形デザインを採用。PoE受電に対応し、電源工事を不要にした。DG-SC385は、1280×960/30fps(4:3)、1280×720/30fps(16:9)のHD動画配信を実現。高倍率とパン/チルト/ズーム機構、プリセット機能により1台で広範囲が撮影できるうえ、「メガピクセルスーパーダイナミック方式」により店舗入り口などの照度差が激しい場所でも自然な撮影が可能という。

本体希望小売価格は、DG-SP102が4万4100円、DG-SC385が21万円。

ネットワークディスクレコーダーの新製品は、最大16台のネットワークカメラ画像の映像・音声の記録に対応。記録容量および搭載機能の異なる「DG-NV200/1L」「DG-NV200V1M」「DG-NV200/2M」の3機種を用意した。いずれも、画像圧縮方式H.264ハイプロファイルに対応し、高フレームでの長時間映像記録を実現した。

「DG-NV200V1M」「DG-NV200/2M」は、登録した人物の顔画像と、同社指定のカメラから得る顔画像情報をリアルタイムに照合する「顔照合機能」を備える。また、付属のマウスとモニター(別売)を接続することで、モニター画面を見ながら簡単に操作ができる専用GUIを搭載しており、設置時の初期設定用や映像監視用のパソコンが不要となる。映像表示はHDMIに対応しており、HDMIケーブルで接続したモニターに、録画映像やカメラのライブ映像を表示することができる。

なお、3機種の記録容量、搭載機能および希望小売価格は下記の通り。
「DG-NV200/1L」(29万4000円):DVDドライブなし、ハードディスクドライブ(HDD)500GB×1台、顔照合なし
「DG-NV200V1M」(42万円):DVDドライブあり、HDD 1TB×1台、顔照合あり
「DG-NV200/2M」(47万2500円):DVDドライブなし、HDD 1TB×2台、顔照合あり

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