新製品&新サービス

「SD-WANとWAN高速化の統合は必然」、リバーベッドが語るその理由

文◎坪田弘樹(編集部) 2017.03.02

  • bookmark
  • Teitter
  • 印刷

SteelConnectの導入は300社を超える

WAN高速化アプライアンス「SteelHead」と、SD-WANソリューション「SteelConnect」を提供するリバーベッドテクノロジーが、両機能を1台に統合した新製品「SteelHead SD」をリリースした。「WAN高速化とSD-WANの関係性を考えると統合は必然」とする、その理由とは。


「WAN高速化における我々の世界シェアは70%。だが、これからはSD-WANの時代だ」――。

そう語るのは、リバーベッドテクノロジーで代表執行役社長を務めるレオ・キーリー氏だ。


リバーベッドテクノロジーの代表執行役社長 レオ・キーリー氏(左)と、技術本部長の草薙伸氏



同社は2016年1月にSD-WANソリューションベンダーである独Ocedo社を買収。同年4月に「Riverbed SteelConnect」をリリースしてSD-WAN市場に参入した。当初は一部顧客に限定して提供していたが、半年後の10月、各種機能を追加した新バージョン「SteelConnect 2.0」のリリースとともに一般販売を開始した。

キーリー氏によれば、それから4カ月が経過した2017年1月末時点で、リバーベッドのSD-WANを利用する企業はワールドワイドで約300社、トライアル中の顧客は1600社にも上るという。下画像のように、導入企業の業種も多岐に渡り、すでに1000を超える拠点にSD-WANを展開している例もあるという。2016年を「変革の年」とする同氏は、これまでのSteelConnectの展開について「本当に早かった」と振り返った。



SteelConnectの導入例

数クリックで拠点とAzureを接続
そのリベ―ベッドが2017年3月1日、SD-WANソリューションの拡充に関して3つの発表を行った。

1つは、SteelConnectの新機能として、Microsoft Azureクラウドネットワークへの接続を簡易化する自動プロビジョニング機能の提供を開始したこと。2つめは、同社のWAN高速化アプライアンス「SteelHead」にSD-WAN機能を統合した新製品「SteelHead SD」だ。3つめに、大規模なSD-WAN展開を可能にするためのデータセンター向け新製品「SteelConnect SDI 5030」も発売した。

1つめの“Azure接続”は、SteelConnectの管理ツールであるSteelConnect Manager上のGUI操作によって、API連携でAzure上に仮想インスタンスを立ち上げ、ユーザー側の拠点とAzureとの接続を自動で行うというもの。なお、Amazon Web Service(AWS)については同様の機能を以前から提供していた。



Azure接続の自動プロビジョニングの様子。プロビジョニング中の拠点および経路が赤色で表示され、完了すると緑色に変わる


すべてのプロビジョニングが完了した様子


上はそのデモ画面だ。詳細な操作については省くが、画面上でAzureと接続させたい拠点を選んでデプロイの指示をすると、各拠点のSteelConnectゲートウェイへの設定も含め必要なプロビジョニングを自動で行う。進捗もGoogle Map上でわかりやすく表示される(赤がプロビジョニング中の拠点および経路。接続が確立すると緑に変わる)。


WAN高速化アプライアンスの上でSD-WANも動かす
そして、今回の発表のメインと言えるのが2つめのSteelHead SDだ。WAN高速化のみの既存の製品ラインと併売するかたちで、SD-WAN(SteelConnect)を統合した新製品ラインとしてSteelHead SDを販売する。

WAN高速化とSD-WANを1台の筐体内に統合する理由は大きく2つある。

続きのページは「business network.jp」の会員の方のみに閲覧していただけます。ぜひ無料登録してご覧ください。また、すでに会員登録されている方はログインしてください。

スペシャルトピックスPR

necaspire
moconavi1807
sun1807

>> 今月の月刊テレコミュニケーション

月刊テレコミュニケーション【特集】IoTの大冒険! 海、山、体内へ
<海のIoT>ワイヤレスIoTで漁業は成長産業に/光無線で水中高速通信/オールジャパンで船舶IoT <山のIoT>LPWAがキラー技術に <体内のIoT>インプラント型無線センサーで生体IoTに新時代到来

◆[インタビュー] NTT西日本 小林充佳社長「地域に“変化”起こす先駆者へ」 ◆働き方改革とWeb会議 ◆過疎地の固定電話は「無線」で ◆NTTドコモのデータ分析の歴史 ほか 

>>詳しい目次を見る

ホワイトペーパー
watchguard0921

スペシャルトピックス

ライトL3スイッチ「SWX3100-10G」行き詰まる小規模NWを変革しよう

高価なレイヤ3スイッチには手が出ないが……。そんな悩みに、新たな選択肢をヤマハが提供する。

IntelligentAVAIエンジンで未知の脅威も自動検知

ウォッチガードのUTMに、マシンラーニングでマルウェアを検知する「IntelligentAV」機能も加わった。

Gigamon通信事業者での採用実績多数!
セキュリティ機器コストも大幅削減

今注目のネットワークパケットブローカー。そのNo.1メーカーとは?

PRTG Network Monitorネットワーク監視を簡単スタート!

NW監視の重要性は分かっているが、人材も予算も不足――。そんな企業に知ってほしいのが「PRTG」だ。

Big Switch Networksウンザリする運用管理とサヨナラ

大量のスイッチを個別に設定・管理する従来型NW運用を、Big Switch NetworksのSDNで革新しよう!

ユニアデックス次世代のネットワーク運用とは?

先進企業はもう始めている「Big Cloud Fabric」によるネットワーク運用変革を事例に学ぶ。

リボン・コミュニケーションズ多様なリアルタイムコミュニケーションでシームレスな通信を実現!

SBCを強みとする2社が合併して誕生したリボン・コミュニケーションズ

SAS Institute Japanデータ解析、もうやり尽くしたと思うのはまだ早い

さらなる品質改善やコスト削減を実現したあの先進企業とは?

潜伏する脅威をAIが検知!
産業用制御システムやIoTも守備範囲

日商エレクトロニクスのセキュリティ対策が“新ステージ”に突入する!

リボン・コミュニケーションズTeamsの電話機能にいち早く対応
UCを狙ったサイバー攻撃対策も

Microsoft TeamsとPSTNをつなぐリボン・コミュニケーションズ

UNIVERGE Aspire WX電話やUC機能を全方位にカバー
中小企業の多様な働き方を強力支援

NECが5年ぶりの中小向けキーテレフォン「UNIVERGE Aspire WX」

F5ネットワークスセキュリティやGi-LAN仮想化など
モバイルインフラの強化に貢献

5G移行を控えた今、F5ネットワークスはどんな価値を提供できるのか?

moconavi今いる場所がオフィスになる!
moconaviで安全なモバイルワーク

場所を問わない新しい働き方の実現には、ICT環境の整備も不可欠だ。

サンテレホンサンテレホンがICT総合展示会
ビジネス伸ばす製品群が一堂に

東京ドームシティ・プリズムホールで7月18・19日開催!

アクセスランキング

tc1809
compass

「通信」の力でビジネスを進化させるbusinessnetwork.jp

Copyright(c) 2018 RIC TELECOM Co.,Ltd. All Rights Reserved. 記事の無断転載を禁じます