新製品&新サービス

米Core SecurityがDamballa買収と日本向け戦略を発表、「金融、通信キャリアも次のターゲットに」

文◎坪田弘樹(編集部) 2016.10.20

  • Teitter
  • facebook
  • 印刷

脆弱性管理製品などをを提供するセキュリティ企業、米Core Security(コアセキュリティ)は2016年10月19日、ネットワークセキュリティ監視を専門とする米Damballa(ダンバラ)の買収・事業統合を発表するとともに、日本国内における事業戦略の説明会を開催した。

Core Securityは、多要素認証やアイデンティティ管理、脆弱性スキャン・分析、侵入テストなどを提供するベンダーで、CEOのデビッド・エーハート氏によれば「世界で1000社のユーザーを持つ」。


米Core SecurityのCEOを務めるデビッド・エーハート氏(左)と、
Core Securityジャパン カントリーマネージャの新免泰幸氏


一方、Damballaが提供するのは、ネットワークトラフィックをモニタリングすることで怪しいふるまいを行う端末を自動検知するネットワークセキュリティモニタリング製品。感染端末を検知した後は、他社の次世代ファイアウォール製品等にその情報を伝え、連携して防御することで、検知から対処までを自動化するソリューションなどを提供している(参照記事)。

今回「ビジネスが補完し合う」(エーハート氏)両社が事業統合することで、セキュリティリスクを検知、阻止、緩和する統合的なソリューションを提供する。



Damballaの買収によって、ネットワーク検知機能が追加された


具体的には、下記の3製品を含む「Actionable Insight Platform(AIP)」を提供する。

1つは、ID/パスワード管理やアクセス管理・制御等を行う「Core Access Insight」。2つ目は、企業全体の脆弱性管理を効率的に行えるようにする「Core Vulnerability Insight」だ。脆弱性スキャンの結果を分析して、既知の脆弱性と突き合わせたり、攻撃シミュレーションを行うことで、ネットワークの最も脆弱な部分を絞り込んで対応することが可能になるという。

3つ目が、買収したDamballaの製品である「Damballa Network Insight」だ。従来、「Damballa Faisafe」の名称で販売されていたもので、冒頭に述べたように、ネットワークのトラフィックをモニタリングすることで、隠れた感染を炙りだす機能を持つ。



Actionable Insight Platform(AIP)の全体像

 この3つを組み合わせることで、企業に内在する様々なセキュリティ関連情報を、一括して見ることができるようになるという。どのようなセキュリティリスクがあり、感染デバイスがどこにあるのか、また、その感染はどのような手段で行われ、対処が必要な問題が複数ある場合、AIPがその優先順位を付けたかたちで情報を提供する。

これにより、「CSIRTのリソースを効率的、効果的に使い、侵入に対処できるようになる」とエーハート氏は話す。

続きのページは「business network.jp」の会員の方のみに閲覧していただけます。ぜひ無料登録してご覧ください。また、すでに会員登録されている方はログインしてください。

  • Teitter
  • facebook
  • 印刷

スペシャルトピックスPR

BBB2111
nucliascloud2111
necpf2111

>> 今月の月刊テレコミュニケーション

月刊テレコミュニケーション【特集】ネットワーク
   未来予想図2022

<Part1>5Gは脱・黎明期? <Part2>5G-Advancedが来る
<Part3>L5G広域利用が前倒しへ <Part4>22年に始まる周波数再編
<Part5>周波数共用が3月に実用化 <Part6>5Gに超セキュア暗号通信

<Part7>IoT PLCで快進撃なるか <Part8>IoTイーサは2022年始動

インタビューアラクサラネットワークス 代表取締役社長兼CEO 保坂岳深氏 【ソリューション特集】「脱VPN」をイチから徹底解説 【ビジネス最前線】HAPSの未来はどうなる ほか

>>詳しい目次を見る

スペシャルトピックス

O-RANフロントホールのO-RAN移行を
テスト環境構築の面からサポート

従来とは大きく異なるO-RANテスト環境構築のポイントとは?

Juniper Virtual Summit for Japan 2021ネットワークの変革なしにDXは語れない 著名人が語るDXのポイント

東大・デジタル庁、ANA、デンソーらがエンタープライズDXを語る

アイティフォー中小企業こそEDRでの対策が重要
遅れを取らないサイバー攻撃対策法

中小企業が導入しやすいEDRソリューションとは?

ゼットスケーラーゼロトラストの前に必要な「オンプレミス脱却」をゼットスケーラーで!

現実的かつビジネス的なメリットのある移行への道筋を提供する。

Appgate SDPオンプレとクラウドを柔軟に防御
Appgate SDPでゼロトラスト加速

VPNの課題克服し、「ZTNA(ゼロトラストネットワークアクセス)」実現

A10ネットワークス攻撃者の「武器」を理解せよ
A10が語るDDoS対策

第一人者が解説する「今知っておきたいマルウェアとDDoS脅威のトレンド」

アンリツ5G/ローカル5Gの電波干渉回避へ、
高まる時刻同期の重要性

アンリツの計測器「MT1000A」なら大丈夫な4つの理由

Japan Summitジュニパーが「Japan Summit」を
今年もオンライン開催!

テーマは「エンタープライズDX」を支えるネットワーキング

TP-LinkTP-LinkのメッシュWi-Fiルーター「Deco」 ISPも注目する強みとは

TP-LinkのメッシュWi-Fiルーターを採用するISP、オプテージが語る。

原田産業TSN時刻同期にGM200を選ぶ理由

高精度な時刻同期が必要な産業で、大きな支持を集める“高コスパ”なPTPグランドマスタークロックがある!

東陽テクニカ今こそ考える「GNSSに頼らない時刻同期」

5G、金融、産業ロボット…、求められるのがGNSSに頼らない時刻同期だ。

古野電気5Gモバイル通信を支える
“ナノ秒”時刻同期の世界

船舶で培ったGNSS技術を応用!
古野電気の高性能・高信頼受信機

ハイテクインター建設DXに屋外無線LANは必須
高信頼&高コスパWi-Fiを作業現場に

建設現場ならではの難条件も、簡単かつ安価にWi-Fiが導入可能!

セイコーソリューションズPTPもNTPも、通信も放送業界も
時刻同期ニーズに全方位対応

時刻同期ネットワーク構築の際に押さえるべきポイントを解説する。

丸文時刻同期の不安は“よろず相談所”へ

投資対効果に優れた安定的な時刻同期の実現に必要な製品提供から試験・測定まで、丸文がトータル支援

DPU注目の新デバイス「DPU」でデータセンターセキュリティはどう変わる?

NVIDIAなどが提唱するDPU。活用範囲の広さこそが最大の注目点だ。

沖縄ケーブルネットワーク「なんくるないさ、みんなも始めよう」沖縄ケーブルネットワークの挑戦

サードパーティ製光トランシーバーを採用してNWコストを劇的に下げる

DAACATV事業者は“意思決定”を
もう先送りしない

CATVネットワークのトラフィック対策の切り札「DAA」の課題が解消!

A10ネットワークスA10ネットワークスの現在と未来

米本社CEOや日本法人社長らがイベント「A10 CONNECT」で、ビジョンや今後の注力分野などを語った。

Communications Cloud大変革時代の通信事業者クラウド

新たな通信事業者向けシステムを、Salesforceの「Communications Cloud」で実現しよう。

BBB Spectrum100Gbps DCIのコストを半分に!
「光ファイバー波長貸し」という革命

圧倒的な低コストを実現したDCIサービス「BBB Spectrum」

Nuclias Cloudハイブリッドワークで課題が顕在化
今こそ企業NW運用をアップデート

コロナで現地設定は困難。そこで注目したいクラウドからのリモート管理

NetMeister Primeハイブリッドワーク時代が到来!
クラウド管理型NWの準備はいいか

遠隔からNW機器を管理したいが、コストはかけられない。そんな課題を解決

Ruijie NetworksRuijie Networksを
ハイパースケーラーが選ぶ理由

アリババやテンセントなど、「やりたいことを安価に実現」で支持拡大!

丸文データセンターネットワークを「モダン化」するには?

幅広いソリューションを揃える丸文に聞いた。

エヌビディアNVIDIAはネットワークから変える
AI/IoT時代のDCインフラとは?

次世代データセンターに向け、エヌビディアがNWアーキテクチャを刷新

日本ソルテック監視カメラ、施設や学校にも好相性 実運用に堪える無料のクラウド管理

クラウド管理型ネットワーク「Nebulaクラウド」が好評だ!

コムスコープ・ジャパン5G基地局の設置効率化に「ケーブリング改革」が不可欠な理由

超小型軽量の配線システムで、工事時間を従来の半分以下へ削減!

サードパーティ製光トランシーバーのはじめ方サードパーティ製光トランシーバーのはじめ方 

ブロードバンドタワー水落氏がサードパーティオプティクスの要点解説

ホワイトペーパー

アクセスランキング

tc202012
ローカル5G情報局

「通信」の力でビジネスを進化させるbusinessnetwork.jp

Copyright(c) 2020 RIC TELECOM Co.,Ltd. All Rights Reserved. 記事の無断転載を禁じます
当ウェブサイトはCookieを使用しています。閲覧を続ける場合、プライバシーポリシーに同意したことになります。