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【ワイヤレスジャパン】日本IBMが提案する“簡単かつ効率的なM2M”の秘訣

文◎坪田弘樹(編集部) 2014.05.28

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M2M/IoTを活用した新サービス、新ビジネスを実現するには、センサー等が取得するデータを収集し、蓄積、分析、そして活用するための一連の仕組みを構築する必要がある。通信・ネットワークからサーバー/ストレージシステム、アプリケーションまで幅広いソリューションが組み合わさってできているのがM2M/IoTシステムなのだ。

この一連の流れを通して、M2M/IoTシステム全体を効率化する各種技術・ソリューションをまとめて展示しているのが、ワイヤレスジャパンの日本IBMブースである。キーとなる技術が、次の3つだ。

まず1つ目が、「データ収集」。通常、センサーデータをサーバー/ストレージに伝送する際の通信にはHTTPプロトコルが用いられるが、日本IBMではこれに代わるプロトコルとして「MQTT」を推奨している。これは、“M2M特化型”として開発されたプロトコルで、軽量かつシンプルに扱える点が特徴だ。バッテリー消費量も少なく、多様かつ多量のデバイスを扱うM2Mに適している。

 

M2M特化型の通信プロトコル「MQTT」は、ヘッダ容量が小さく、HTTPに比べてデータ量を軽量化できる。日本IBMブースでは、このMQTTに対応するアプライアンス「IBM MessageSight
」を使ったデモも行われている



2つ目は、収集したデータを効率的に「分析・処理」する技術である。一般的にM2Mでは、収集したデータをいったんストレージに蓄積してから必要に応じてそれを加工、分析する。だが、これでは、データ量の増大に伴ってストレージ容量が再現なく増加、さらに集めたデータを活用するまでに時間がかかり、即効性のあるサービス(例えば、機器の異常を検知したらすぐにアラームを上げたり、修理を行う)は実現できない。

この課題を解消するのが、日本IBMの「ストリーミングコンピューティング」である。蓄積する前に、リアルタイムにデータ処理・分析を行うというもので、あらかじめ必要なデータと、処理・分析方法を決めておき、流れてくるデータを逐次処理することで、より付加価値の高いM2Mサービスを行えるようになるという。

最後が、M2Mデータを活用するためのモバイルアプリ開発・実行基盤「IBM Worklight」だ。Eclipseベースの開発ツールと、マルチデバイス対応のランタイム、サーバーシステム等で構成されるもので、これを使ってアプリの設計・開発を行うことで、iOS、Android、Windowsといった各種端末向けのアプリを一元的に開発し、管理できる。アプリの改ざん防止や暗号化、認証といったセキュリティ機能も備えている。

 

MQTTとIBM Worklightを活用したサービス例


これらの仕組みでM2M/IoTサービスをトータルにサポートする日本IBM。豊富な活用事例も同ブースでは紹介されている。

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