sXGPを用いたプライベートLTEで協業、レンジャーシステムズとBBバックボーン

レンジャーシステムズとビー・ビー・バックボーン(BBバックボーン)は2021年1月14日、sXGP方式を用いたプライベートLTEシステムの販売ならびに構築、運用において協業を開始したと発表した。

医療現場や工場などの内線用自営ネットワークとして自営PHSを利用している現場も多い。しかし、2021年1月に予定されている公衆PHS音声サービス終了や、2023年3月に予定されているPHSテレメタリングサービス終了など、PHSは徐々に終息に向かいつつある。

自営PHSの後継規格としては、1.9GHz帯の周波数を使用して自営LTE環境を構築できるsXGP方式が注目されている。sXGPは2020年12月に施行された電波法関係省令などの改正でsXGP方式で使用可能な周波数が拡充されたことで、自営PHSとの干渉を心配することなくプライベートネットワーク環境を構築することが可能になった。そこで、レンジャーシステムズとBBバックボーンはsXGP方式を用いたプライベートLTEシステムの販売から構築、運用までを一貫して提供する。

基本的な役割分担は次の図の通り。BBバックボーンがEPCソフトウェアやSIM、アクセスポイント、端末などを用意し、レンジャーシステムズが企画から構築、設計、運用などを担う。

レンジャーシステムズとBBバックボーンの役割分担のイメージ

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