NTTテクノクロスは5G/LTEに対応した映像伝送サービス「ストリームウェイズ」を2020年3月19日から提供すると発表した。映像を複数の拠点に安定して伝送できるサービスで、パブリックビューイングなどのリアルタイム映像を活用するイベントに最適だとしている。
5G/LTEの無線通信はスポーツ中継やイベント中継など、安定した低遅延な映像伝送としての活用が期待されている。一方で、実際にIP映像を安定して低遅延で伝送するには、専用機器の用意や、ネットワークや映像伝送のパラメータ調整などのノウハウが必要になる。
そこで、同社はエンコーダなど伝送に必要な機器とそれらの設定サービスなどをひとまとめにパッケージングした。ユーザーはカメラやモニタ、5G/LTEで通信するための端末などを用意すれば利用できる。
また、NTTドコモが提供する「ドコモオープンイノベーションクラウド」などを経由することで、セキュアかつ低遅延に複数拠点に配信できるとしている。
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映像伝送サービス「ストリームウェイズ」のイメージ |
サービス利用料は1回線あたり3万円/日で、ストリームの上限帯域は20Mbpsまで。送受信機器レンタル料は1台あたり 15万円/日としている。