京セラコミュニケーションシステム(KCCS)は12月2日、Sigfoxによる位置情報サービス「Atlas WiFi」の提供を開始した。
これは、Sigfox通信が可能な場所であれば、Wi-Fiアクセスポイントを活用することで屋内外問わず、位置情報を取得できるサービス。
IoTデバイスの位置情報を取得する手段としてはGNSSが一般的だが、Wi-Fiアクセスポイントを活用することで低消費電力での測位を実現する。Wi-FiアクセスポイントのMACアドレスをもとに、数十メートル精度の位置情報を提供するという。
自社のWi-FiアクセスポイントをAtlas WiFiに組み込む「Private Databaseサービス」での利用も可能だ。また、Wi-Fiアクセスポイントがない場所についても、Sigfox基地局をベースにした位置測定サービス「Atlas Native」を組み合わせることで位置情報を取得できる。