NECは、同社の多地点HDテレビ会議システム「NC1000-MV」が、2010年6月1日から提供開始されたNTT東日本/西日本の帯域確保型データ通信サービス「ひかり電話ナンバーゲート」に対応したと発表した。
「ひかり電話ナンバーゲート」は、帯域確保型データ通信や高品質テレビ電話の多地点接続などを可能にする、最大800Mbpsの大容量通信を実現するセンタ拠点向けの光IP電話サービス。帯域確保された双方向通信が可能で、最大200回線分の同時接続ができる。多拠点と接続するテレビ会議等のセンタ拠点回線に利用できる。
「NC1000-MV」は多地点接続装置(MCU)とテレビ会議端末で構成されており、ひかり電話ナンバーゲートに対応したMCUをデータセンターに設置することにより、面倒なネットワーク設計なしに安定した大規模テレビ会議システムの構築が可能になる。
なお、NC1000-MVの価格は、MCU装置が105万円(4拠点)~、テレビ会議端末が71万円~。NECが従来提供している端末もひかり電話ナンバーゲートで利用できる。