ソニー、凸版印刷、KDDI、朝日新聞社の4社は2010年5月27日、7月1日を目途に電子書籍配信事業に関する事業企画会社を設立することで基本合意した。年内のサービス開始を予定しており、書籍・コミック・雑誌・新聞などを対象とした国内最大級のオープンな電子書籍配信プラットフォームを目指す。
企画会社の資本金及び資本準備金は3000万円で、出資比率は各社25%ずつ。取締役は4社各社から指名する予定。また4社は、他の企業にも広く門戸を開く方針で、今後、企画会社および参加企業による協議のもと、事業会社を発足する計画だという。
今回の企画会社設立に対しては、日本電子書籍出版社協会 代表理事を務める講談社の野間省伸副社長のほか、小学館、集英社などの出版社からの賛同を得ているという。