ラックは2019年3月14日、「SSL可視化(インスペクション)ゾーン」構築サービスの提供を開始した。同ゾーンにセキュリティ対策機器を収納することで、SSLの復号および再暗号化処理をオフロードできる。セキュリティ対策機器ごとの復号が不要になり、機器本来の機能を有効化できるという。
SSLインスペクションゾーンの実装には、テクマトリックスと共同開発した「SeeLAC」を利用している。これは、F5ネットワークスの「BIG-IP」のSSL復号機能を活用した同ゾーンの実装を簡素化するもの。これにより、導入コスト削減を実現したのが特徴だという。
また、同ゾーンは既存ネットワークとのIPセグメントとの重複も可能であり、既存ネットワークに影響を与えず導入できる点も特徴とのことだ。
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SeeLACで構築する可視化環境のイメージ |