NECプラットフォームズは2018年8月1日、企業向けネットワーク機器をクラウド上で運用管理可能な無償サービス「NetMeister(ネットマイスター)」を、10月15日から提供開始すると発表した。
UNIVERGE IXシリーズ、UNIVERGE WAシリーズ、UNIVERGE Aspireシリーズ等の対象ネットワーク機器の設置場所やアラーム情報、ファームウェアバージョンなどがひと目で把握可能となり、システム管理部門の工数を削減できるという。
NetMeisterは2018年3月から、変動するIPアドレスと独自ドメインを紐付けてネットワーク管理を容易にするダイナミックDNS機能の提供からスタートした。今回の機能拡張により、NetMeisterの管理サイトにアクセスするだけで、支店や事業所に設置されている機器情報(機種名やファームウェアのバージョン等)やコンフィグの取得、ファームウェア更新など、機器の運用管理が行えるようになる。
管理対象機器とクラウドサーバー間の通信は暗号化され、改ざんや盗聴などを防止する。また、ID/パスワードに加え、手持ちのデバイスに表示される認証コードを入力するMFA多要素認証により、管理サイトの不正利用も防ぐ。
「NetMeister」の機器設置情報画面