3GPPの仕様を規定する全体会合である「3GPP Plenary会合」において2018年6月14日、5G NRの標準仕様の策定が完了した。
LTEと連携して動作するノンスタンドアローン(NSA)の5G NR標準仕様はすでに2017年12月に策定が完了しているが、今回さらに5G単独で動作するスタンドアローン(SA)の策定も完了した。これにより、5Gの主要機能の全仕様が初めて規定されたことになる。
これを受けて、世界の主要通信事業者、通信ベンダーは共同で、「5Gの商用展開に向けて、様々な業界との連携を加速させ、新たなビジネスを創出していく」との声明を出している。